デザフェス出店後にやること7選|売上記録・リピーター化・次回出展準備
デザフェス出店後24時間以内にやること、売上記録テンプレ、次回出展の黒字ライン見直しまで7つに整理。デザフェス売上をリピーター化と次回準備につなげる方法を解説します。
この記事のポイント(読了 約8分)
- -デザフェス出店後24時間以内はお礼投稿、売上明細の保管、完売商品のメモを優先する
- -売上記録テンプレで商品別の販売個数、利益、価格帯、完売時間を残すと次回出店の判断材料になる
- -リピーター化、再販導線、黒字ラインの見直しまで行うとデザフェス売上を次回準備につなげやすい
イベント直後の動きで売上の伸び方が変わる
デザインフェスタやハンドメイドフェスタ、大型マルシェに出店した直後、ホッとして数日休んでしまう作家さんは多いです。けれど実は、せっかくできたお客さんとの接点が一番熱を帯びているのは出店後の1週間。ここで動けるかどうかで、リピート購入の数も次回出店時の集客もまったく変わってきます。
会場で「あとで買います」「ネットで探します」と言ってくれた相手は、放っておくと数日で記憶から消えてしまいます。今回は、デザフェス出店後の1週間で必ずやっておきたい7つのアクションを順番に整理していきます。
出店後24時間以内にやること早見表
| タイミング | やること | 目的 |
|---|---|---|
| 撤収直後 | 売上明細、決済履歴、現金残高を保管する | デザフェス売上の記録漏れを防ぐ |
| 当日夜 | お礼投稿、完売商品のメモ、問い合わせ商品の整理 | 来場者の記憶が新しいうちに再接点を作る |
| 翌朝まで | 再販予定、ネットショップ導線、次回出店メモを整える | リピーター化と次回出展準備につなげる |
デザフェス出店後に最初にやるべきことは、売上の細かい分析ではなく「記録を失わないこと」です。現金売上、キャッシュレス決済、取り置き、後日発送、完売時間をざっくりでも残しておくと、翌日以降の振り返りがかなり楽になります。
ブース作りや持ち物、出店前の準備から見直したい場合は、先にハンドメイドイベント出店のブース準備ガイドを確認しておくと、今回の反省を次回の準備に落とし込みやすくなります。
出店後チェックリスト
| タイミング | やること | 目的 |
|---|---|---|
| 当日中 | お礼投稿、完売商品のメモ、売上明細の保管 | 来場者の記憶が新しいうちに接点を残す |
| 翌日 | 新規フォロワーへの反応、名刺交換相手へのDM、再販予定の整理 | 会場で生まれた関心をネット販売につなげる |
| 1週間以内 | 商品別の売上記録、クーポン告知、改善メモ作成 | 次回出店の品揃え、価格、ブース作りを見直す |
アクション1:当日夜か翌朝までにお礼投稿を出す
まず最優先で動くのが、SNSでのお礼投稿です。撤収して帰宅したその日の夜、遅くとも翌朝までには出しておきたいところ。
投稿内容で意識したいのは、単なる「ありがとうございました」で終わらせないこと。ブースに来てくれた人の顔を思い浮かべながら、「赤い帽子のお客さんに○○の話をしてもらえて嬉しかった」のような具体エピソードを混ぜると、見た人が自分のことを言われているように感じてくれます。
合わせて、完売商品の再販予定や、当日買えなかった商品のネットショップ誘導も忘れずに。会場で「ネットでも買えますか?」と聞かれた商品は、この投稿で必ずリンクを貼っておきます。
アクション2:新規フォロワーに個別で反応する
イベント後はフォロワーが一気に増えます。ここでまとめてフォロー返しだけして終わらせるのはもったいない。
新規フォローしてくれた人のアカウントを軽く確認して、最近の投稿に一つだけいいねを押す、あるいはストーリーズに反応する。これだけで「覚えてくれている作家さん」という印象が残ります。
会場で名刺交換した相手には、DMで個別メッセージを送ります。テンプレ感を消すコツは、相手のブースや会話の内容に一言触れること。
○○さん、昨日はブースに寄ってくださってありがとうございました。
△△の話、すごく印象に残っています。
今後ともよろしくお願いします。
この程度で十分です。長文は逆に重く感じられます。
アクション3:完売・人気だった商品の再販導線を整える
イベント当日に完売した商品、何度も「これいつ入りますか?」と聞かれた商品。これらは出店後3日以内にネットショップで再販告知を出すのが理想です。
具体的には次の流れで動きます。
- 完売商品リストを撤収日のうちにメモに残す
- 再制作にかかる日数を計算して入荷予定日を確定する
- ネットショップに「入荷予約」または「再販告知」ページを用意する
- SNSで「会場で完売した○○、◯月◯日に再販します」と告知する
ここで重要なのは、いつ買えるかを明確にすること。「そのうち再販します」では離脱されます。
アクション4:ブースの売上を商品ごとに振り返る
帰宅して落ち着いたタイミングで、必ずやっておきたいのが売上の振り返りです。レジ袋に入った商品ごとの売上明細を、Excelやスプレッドシートに入力していきます。
見るべき数字はシンプルに3つ。
- どの商品が一番売れたか(個数)
- どの商品が一番利益を出したか(金額)
- どの価格帯が一番動いたか
人気商品と利益商品が一致していないことも多いです。たとえば500円のステッカーは個数が出るけれど、利益は3000円のブローチのほうが残っている、というケース。次回の品揃えを考えるときの判断材料になります。
価格設定そのものに迷いがある場合は、市場相場とのズレを客観的に把握しておくと振り返りの精度が上がります。イベント価格の見直しには、ねだんナビの価格診断で原価や相場感を確認しておくのも有効です。
売上記録テンプレに残す項目
デザフェス売上は、合計金額だけを見ても次回の改善につながりにくいです。商品ごとに、売れた数と利益が見える形で残しておきます。
| 商品名 | 販売価格 | 原価 | 販売数 | 売上 | 利益 | 完売時間・メモ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ピアスA | 2,800円 | 900円 | 8 | 22,400円 | 15,200円 | 14時ごろ完売 |
| ステッカーB | 500円 | 120円 | 30 | 15,000円 | 11,400円 | 手に取りやすかった |
| ブローチC | 3,000円 | 1,100円 | 5 | 15,000円 | 9,500円 | 午前中に反応が多い |
この表を作ると、「売れた商品」と「利益が残った商品」が分かれて見えます。次回のデザフェス出店では、入口商品として数を売るもの、利益を作る主力商品、目を引く展示用の商品を分けて準備しやすくなります。
アクション5:リピーター化のためのクーポンを設計する
イベントで一度買ってくれた相手を、ネットショップの定期客にする仕掛けがクーポン施策です。
おすすめは、会場で配るショップカードに「次回ネット購入で使える割引コード」を印字しておく方法。これを撤収後にSNSでも周知します。
イベント来場特典として、
○月末まで使える10%OFFクーポンを発行しました。
コード: THANKS2026
クーポンの有効期限は短めに設定するのがコツです。3週間程度に区切ると、もらった人が「使わないと損」と感じて行動してくれます。永続クーポンは結局使われないまま忘れられます。
アクション6:作家仲間との関係をつなぎ直す
イベント当日、隣のブースや近くの作家さんと話す機会があったはずです。撤収時に名刺を交換した作家さんがいれば、お客さんと同じようにDMを送っておきます。
ハンドメイドの世界は横のつながりが売上に直結することが多いです。困ったときに助けてくれたり、お客さんを紹介してくれたり、お客さんと会話するときに「あの作家さんの作品も素敵ですよ」と話題にできるのも、関係をつないでおいたからこそ。
合同企画や次回イベントでの隣接申請にもつながるので、ここを面倒に思わずに動いておくと、半年後に効いてきます。
アクション7:次回出店までに残す改善メモ
最後に、記憶が新鮮なうちに改善メモを残します。これは未来の自分への手紙です。
メモに書いておくと役立つ項目を挙げておきます。
- ブースのレイアウトで動線が悪かった場所
- 値札・ポップで反応が薄かった商品
- お客さんから質問されたが答えられなかったこと
- 持っていって良かった備品、足りなかった備品
- 隣のブースから学んだディスプレイの工夫
会場では「お客さんがどこから見ても何かしらの商品と目が合う」配置が理想と言われます。今回の自分のブースはそうなっていたか、遠くから見たときに何のブースか判別できたか。次回の改善ポイントを言語化しておけば、出店費用の元が取れる確率は確実に上がります。
デザフェス前の準備やブース作りを見直したい場合は、ハンドメイドイベント出店のブース準備ガイドも合わせて確認しておくと、出店後の振り返りを次回の改善に落とし込みやすくなります。
次回出展の黒字ラインを見直す
デザフェス出店後の振り返りでは、「売上がいくらだったか」だけで終わらせず、次回出展で黒字にするためのラインまで見直しておきます。
| 項目 | 記録する内容 |
|---|---|
| 固定費 | 出展料、交通費、宿泊費、什器代、宅配搬入費 |
| 変動費 | 商品原価、梱包資材、決済手数料、ショップカード代 |
| 売上 | 現金売上、キャッシュレス売上、後日通販につながった売上 |
| 利益 | 売上から原価と出店関連費を引いた金額 |
| 次回目標 | 黒字に必要な販売個数、増やす価格帯、減らす商品 |
たとえば出展料や交通費などの固定費が4万円、商品原価率が40%なら、7万円売れても手元に残る利益は思ったより少なくなります。次回は「最低何円売れば赤字を避けられるか」「どの商品を何個持っていけば届くか」まで数字にしておくと、出店前の判断が現実的になります。
1週間の動きが半年後の売上を作る
出店後の1週間は、燃え尽きそうな時期に追い打ちで作業が続く時期でもあります。それでも、ここで動いた分だけリピーターが残り、ネット販売の数字が伸び、次回出店の集客がラクになります。
完璧にやらなくていいので、7つのうちまず3つだけでも動いてみてください。お礼投稿、再販告知、振り返りメモ、この3つだけで結果は変わってきます。
イベント後の振り返りで価格設定に迷いが出てきたら、ねだんナビの価格診断で客観的な相場感を確認してみるのもおすすめです。
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