ハンドメイドのInstagram運用|売上につながる指標とは
フォロワー数より大事なのは保存数・プロフィールアクセス・リンククリック。ハンドメイド作家のInstagram運用で本当に見るべき指標と投稿のコツを解説します。
この記事のポイント(読了 約8分)
- -フォロワー数より「保存数」「プロフィールアクセス」「リンククリック」を見る
- -投稿は「見せる」より「保存される」を意識して設計する
- -SNSは販売の入り口。ショップへの導線設計までがセット
フォロワー数を追いかけても、売上は増えない
「フォロワーが増えないと売れない」と思っていませんか。
ハンドメイド作家のSNS運用で一番ありがちな悩みが、フォロワー数への執着です。確かに数字が増えると嬉しいし、伸び悩むと焦ります。でも、フォロワー1万人でほとんど売れていないアカウントもあれば、500人で安定して売れているアカウントもあります。
違いは「数」ではなく「指標の見方」です。
Instagramには、売上に直結する指標がいくつかあります。それらを意識せずに「いいね」と「フォロワー数」だけを追いかけていると、頑張っているのに結果が出ない、という状態になりがちです。
売上につながる3つの指標
保存数
保存は「あとでまた見たい」という気持ちの表れです。いいねが瞬間的な反応なのに対して、保存は購入を検討している温度感の高い行動です。
Instagramのアルゴリズムも保存数を重視しているとされ、保存が多い投稿は新しい人に届きやすくなります。つまり、保存される投稿を作れるかどうかが、リーチの拡大にも直結します。
プロフィールアクセス
投稿を見た人が「この作家、もっと見たい」と思った時にプロフィールを訪れます。ここが多いほど、購入の入り口に立つ人が増えているということです。
逆に、いいねは多いのにプロフィールアクセスが少ない場合、投稿は楽しまれているけど「作家への興味」までは届いていない、というサインかもしれません。
リンククリック
プロフィールに置いたショップURLが何回クリックされたか。これは購入直前のアクションなので、売上ともっとも近い指標です。
リンククリックを増やすには、プロフィール文と固定投稿の作り込みが大切になります。
保存される投稿の作り方
保存される投稿には共通点があります。
- 後で見返す価値がある情報が入っている(価格表、サイズ比較、カラー一覧など)
- 文字情報がある(画像だけだと保存しにくい)
- シリーズ化されている(「#〇〇さんの新作カレンダー」のように覚えてもらえる)
新作の写真を1枚だけ載せて終わり、という投稿は保存されにくい傾向があります。「サイズ感が分かる比較写真」「使用シーン」「素材の説明」を組み合わせたカルーセル投稿のほうが、保存率は上がります。
これはマルシェのディスプレイと似ています。遠くから見ても何を売っているブースか分かるように設置すると人が立ち止まるように、Instagramでも「一目で何の投稿か分かる」「保存する理由がある」設計が必要です。
プロフィールは「店舗の入り口」
プロフィール欄は、SNSというマルシェ会場における自分のブースの看板です。投稿で興味を持ってくれた人が次に見る場所なので、ここで離脱されると購入につながりません。
最低限、入れておきたい要素はこの4つです。
- 何を作っている作家か(一目で分かる言葉で)
- どんな人に向けた作品か
- どこで買えるか(minne/Creema/BASEなど)
- 最新のお知らせ(販売開始日、イベント出店情報)
「世界観を大事にしているのでプロフィールも雰囲気重視」というアカウントもありますが、はじめて訪れた人にとっては「この人から買えるのか分からない」状態になっている場合があります。
ショップへの導線をサボらない
Instagramからショップへの導線は、思っている以上に途切れやすいです。
プロフィールにリンクは置いてあっても、それが「どのショップのリンクか」「今買えるのはどの作品か」が分かりにくいと、せっかく訪れた人もそのまま戻ってしまいます。
具体的には、こんな工夫が効きます。
- プロフィールリンクは「リットリンク」などで複数ショップをまとめる
- 固定投稿に「購入方法ガイド」を置く
- ストーリーズハイライトに「販売中の作品」を作る
- 投稿のキャプション末尾に「プロフィールのリンクから購入できます」と毎回書く
マルシェでショップカードを手に取りやすい位置に置くのと同じ発想です。「買いたい」と思った瞬間に、迷わせないこと。
SNSフォロワー特典を考える
イベントで「SNSのフォロワーになってくれたら商品1つおまけ」というサービスをしている作家さんもいます。これはSNS側でも応用できます。
ストーリーズで「フォロワー限定クーポン」「DMで在庫相談OK」といった特典を出すと、ただ眺めている人が「フォローしておく価値がある」と感じるきっかけになります。
数字を追いかけるより、フォローしてくれた人との関係性を深めるほうが、結果的に保存数もリンククリックも増えていきます。
数字の見方を変えると、運用はラクになる
フォロワー数だけを見ていると、増えない時期が苦しくなります。でも保存数やプロフィールアクセスを見ていると、フォロワーが増えていない週でも「先週より保存率が上がった」「リンククリックが伸びた」という小さな前進が見えるようになります。
ハンドメイド作家にとってSNSは集客の中心です。だからこそ、見る指標を間違えないことが運用を続ける力になります。
価格設定や商品の魅力の伝え方に迷ったら、ねだんナビの価格診断で自分の作品が市場でどう位置づけられているか確認してみてください。
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